週4日で働くことは何でこんなにとやかく言われるの?
にーはお!帰国子女セラピストの、ちるです。
私が今就職活動をする中で本当に疑問に思ったことを聞いてください。
それはタイトル通りです。
週4日で働くことを自分で決めて働こうとすることに
いちゃもんつけてきてくださる方が多すぎるということです!!
自問自答し続けてだんだん見えてきたもの
私はプロフィールにも書いている通り、アロマの国際資格を持っています。
今年の7月に正式に資格を取得して就職活動を始めました。
それと同時に
「これから先どうやって生きていきたいのか?」
「どんなことをしてお金を頂けるようになりたいのか?」
「自分の大切なものを一番に大切にして生きていくためにはどうしたらいいのか?」
など、人生に対して自問自答を繰り返してきましたし、これからもしていきます。
そのなかで、
「自分が勉強してきた過程で本当に効くと思ったアロマのことや、その他感じていることを発信できる力をつけたい!」
と、このブログを始めました。
更にまだ勉強していきたいことなども見つかり、
20代のうちにそういうものをどんどんやっていこうと思っています。
大切な人との時間はそのときだけしかない
そうこうしているうちにおばあちゃんが病気になって、治療のために福岡の田舎から東京へとやってきました。
その瘦せ細ったおばあちゃんを見て私は愕然としました。
私が小さい頃は足腰がしっかりしていて体力もあり、仕事が忙しい母のために
福岡からしょっちゅう東京に来て私と兄の面倒をみてくれました。
おばあちゃんが来ているときには小学校から帰ってきたとき独りぼっちではなくて嬉しかったです。
公園行ったり、川べりに行ったり、お母さんは作らないような九州の料理を一緒に作ったり、
飴をなめながら、変な歌を歌いながら一緒にお風呂に入ったり
いっつも元気でニコニコしているおばあちゃん。
そのふっくら健康的だった体がげっそりと痩せている…
ニコニコしているのは昔と変わらないけれど、歩くスピードも、一度に歩ける量も多くない。
顔色が悪い時も多いし、お昼寝もしないと体力がもたない。
少し痩せてしまったのは、前回帰った時に見ていたけれど、あんなにしんどそうなのは初めて見ました。
「ホネカワスジエモンになっちゃったよ~」っていうおばあちゃんを見ていると
切なくて切なくて
一人になって隠れて、たくさん泣きました。
でも、それと同時に思ったんです。
今回、おばあちゃんが東京に来てくれてよかった。
来てくれなかったらここまでの状況だと気づけなかったし
もうちょっと遅かったら一緒に過ごす時間さえ失くしていたかもしれない。
おばあちゃんと過ごせるこの時間をめいっぱい一緒に過ごそう。
昔は小さい私をおばあちゃんが大切にしてくれて、一緒にいてくれた。
今度は私がおばあちゃんと一緒にいる番だ。
それからアルバイトの時間を調整しておばあちゃんと一緒に過ごせる時間を確保することができています。
今のアルバイトは9時間拘束の休憩30分で立ち仕事なので少しキツイですが、
残業は全くありませんし、決められた時間きっちり全力で働けば大丈夫です。
それに、家族の病気や自分の急な都合などでシフト調整してもらうこともできます。
とても良い職場環境です。
ただ、アロマ関係の仕事ではないので
更なる勉強のためにアロマ関連の職を探して就活を始めました。
「正社員として働くこと」が引っかかった
最初はアロマ関係のお仕事であるということと、正社員として働けること二つの条件で就活を進めていました。
そのときは、きっちりちゃんと働いてるっていう自分への自信が欲しかったという思いと
やっぱり安定しているというイメージがあり
今思えばそういうことだけで正社員になりたいと思っていました。
ですが、就活を進めて
いざ、正社員として内定を得た企業のことを詳しく調べたり
内部の人に話を聞いてみると
「土日祝日も仕事や研修が入る時もあり、給料は出ない」
「採用ページには残業時間平均30分と書いてあるけど、実際は平均3時間は超える」
「みなし残業が45時間で、それを越えた分は残業代別途支給と聞いていたのに、時間は改ざんさせられるし、もらったことない」(なんか電●みたーい)
などなど…
そういうお話ばっかりで。
正社員として働くことはそういうことも多少はあるし、それでも生活を保障してもらって安定してるんだから仕方ない
こういう言葉も多く聞きました。
でも、私はそれがどうしても受け入れられませんでした!
正社員といえど、休日は休日でしょ?
残業時間も自分の大事な人生の時間の一部。残業するなら金をくれ!
3時間なら「平均30分」って採用ページにわざわざ書くな!
改ざんとか怖い怖い怖い怖い…
なんでこんな話ばっかりなの?これ普通のことなの?
そのときに思いました。
待てよ…正社員として働かなきゃ、ちゃんと働いたってことにならないのか?
私は今のアルバイトだって、仕事に入るときはコンディション整えて行くし時間の限りめいっぱい全力で働いてる。
それに、正社員って確かに無期雇用で給料とかは安定しているかもしれないけど
自分の時間の確保が難しい会社だったら、心の安定は無視しなきゃいけないよね?
それが普通な世界に入るのはもう嫌だ!
諦めるものと、諦められないもの
私が就職したい業界が限られていますし、大した経験も能力もないのがいけないのは重々承知の上でなのですが、
その後も正社員で納得できる会社は見つからずでした。
でも、何事も何かを得れば何かを失う。
私は「社会に出て働く」ということについて絶対に諦められないことと、諦めれることを自分の中で整理しなおしました。
・諦められないもの
働くときは働く、自分の時間は自分の時間というメリハリ
大切な人と過ごす時間
個人的な勉強を続けていく時間
今しかできないことをする時間
朝起きて夜は寝るという生活(深夜帯には働かない)
・諦められるもの
お給料の高さ
安定
もちろん、これは考え続けていって年齢が変われば自ずと変化するでしょう。
でも、今の現状はこれなんだ。じゃあ、自分の心に正直になろう。
そこから、お金の面などは諦め、契約社員や派遣社員での就活に切り替えました。
事件はここからだ
それからは週4日勤務OKとか、短時間勤務契約社員の制度があって募集をしている企業をみるようになりました。
ですが、、
週4日勤務OKと明記してある派遣の会社の最初の面談で
「週4日ご希望されてるんですけど、週5日じゃないと通りにくいので」
と、一点張りされる。
・・・
いや、じゃあ最初から週4日勤務OKって書くなって!!!
短時間勤務契約社員の制度がある会社では
「週4日ですねー大丈夫です」
って言ってもらえてホッとしたのもつかの間
「差し支えなければ何で週4日勤務ご希望なのか聞かせて頂いてもいいですか?」
と聞かれたので、おばあちゃんのことや勉強のことなどを丁寧に説明すると
「そうですか。でも、他にもフルで働きながらご家族の面倒みてる方や、お勉強されてる方もいるんですけど。ちるさん(わたし)も働きながら資格取得されましたよね?」
とご丁寧に返されました。
そんなことは百も承知です!!!
それでも今は、勉強とおばあちゃんとの時間を大切にしたいという自分の気持ちが大事なんです!
短時間勤務契約社員として応募してるからいいじゃないですか?
その代わり、フルの契約社員よりお給料めっちゃ低いじゃないですか?
私はそれを諦めて時間を得る選択をしたんだから、他の人は関係ないじゃないですか?
甘いことなんてわかってる
自分の考えが社会ではあまいって、根性なしって言われることはわかっています。
上記の方たちも、若くて経験も大してないのに何言ってる?って思ったかもしれない。
何も能力や経験もないに等しい私が生き方を選ぼうとしてる時点で甘いし、そんなことできないんだよって言われるのは当然だと思います。
でも、新卒で入った会社のときと今を比べて思うんです。
お金はあの時より遥かに無いけど、今は幸福な気持ちはめちゃめちゃ多い。
まだまだ能力も全くないんですけど、勉強するのすごく楽しいです。
おばあちゃんは会うだけでとっっっても嬉しそうな顔してくれます。
それだけでもめちゃめちゃ幸せを感じられる。
その気持ちを今は大事にしたい。
それは今だからこそ大事にできるし、逆に言えば今しかないかもしれない。
だから、諦めるとこは諦めて、得たいものを得ようとしています。
良いとこどりなんてする気は全くありません。
この先いろんな状況変化で違う方向に軌道修正しなきゃいけなくなっても、
今自分で決めてたら、そのときも納得してまた自分で決められる。
決めた方向に進めるように、そのときまでにしっかり力もつける!
何より働くのは、生きるのは、私自身ですから!